
頭皮の紫外線対策
夏の紫外線対策
皆さん、今年の夏の紫外線対策はバッチリですか?
「顔や腕はちゃんと日焼け止めを塗ってるし、紫外線対策はバッチリ」——そう思って安心していませんか?
実は、もっとも紫外線を浴びているのに、最も無防備になりがちな場所があるんです。
それは、「頭皮」。
普段あまり意識しないかもしれませんが、頭皮は常に太陽に一番近い位置にあります。しかも、分け目やつむじなど髪の隙間から紫外線がダイレクトに届いているのです。
紫外線が頭皮に与える影響
●頭皮の乾燥と炎症
- 紫外線(特にUV-B)は頭皮のバリア機能を低下させ、水分が蒸発しやすくなります。
- その結果、乾燥・赤み・かゆみ・ヒリヒリ感などの炎症症状が出ることがあります。
●毛母細胞(髪の元になる細胞)のダメージ
- 紫外線による酸化ストレスで、毛母細胞の働きが低下。
- 髪の成長サイクルが乱れ、抜け毛や薄毛の原因になることも。
●頭皮の老化(光老化)
- 紫外線は肌と同様に頭皮のコラーゲンやエラスチンを破壊。
- 頭皮の弾力が失われ、たるみや血行不良が起こりやすくなります。
- 結果的に、健康な髪が育ちにくい環境になります。
●皮脂の酸化
- 紫外線は皮脂を酸化させて「過酸化脂質」を作ります。
- これは毛穴詰まりや、炎症、フケの原因にもなり得ます。
対策、ケア
●帽子をかぶる
- 通気性がよく、UVカット効果のある素材がベスト
- 頭皮全体をカバーできるつばの広いタイプがおすすめ
●UVカット日傘を使う
- 特に真夏の直射日光が強い日には効果的
- 紫外線遮蔽率の高い(99%以上)日傘を選ぶ
●髪・頭皮用のUVスプレーを使う
- 手軽に紫外線対策できる便利アイテム
- 外出前に髪や分け目に吹きかけるだけ
●分け目を定期的に変える
- 同じ分け目ばかりだと、同じ場所に紫外線が集中
- 日替わりで変えるだけでも負担を分散できる
●紫外線を浴びた日はすぐに洗い流す
- 帰宅後はシャンプーで汗・皮脂・汚れをしっかりオフ
- 刺激の少ないスカルプシャンプーを使うと◎
●頭皮の保湿ケア
- 頭皮用のローションや美容液で乾燥を防ぐ
●抗酸化作用のある食事を心がける
- ビタミンC・E、ポリフェノールなどで体内から紫外線ダメージをサポート
- トマト、ナッツ、緑茶、ブルーベリーなどが効果的
日常のちょっとした習慣で、未来の髪と頭皮の健康が大きく変わります。「顔と同じように頭皮にもUVケアを」という意識が大切です。
ヘッドコンシェルジュでは、頭皮用シャンプーや化粧水などのケア用品を多く取り揃えております。
髪や頭皮のお悩みがあればお気軽にご相談下さい🎶
